2025(令和7)年12月11日(木)から12日(金)にかけて、「研究支援人材の資質向上に関するワーキンググループ」と「研究データ管理・利活用ワーキンググループ」の合同ワークショップが、大分大学と九州大学の共同幹事により大分市内で開催された。オブザーバを含む14機関59名が参加し、活発な議論が行われた。
本ワークショップは、九州・沖縄オープンユニバーシティ(KOOU)に参画する大学の研究推進部署や図書館の職員、URAなどを対象に、研究データの利活用の視点から研究支援の在り方を学ぶことを目的としたものである。課題意識の共有や個々のスキル向上に加え、学内の多様な部署間の連携強化も狙いとしている。
ワークショップでは、九州大学データ駆動イノベーション推進本部の石田教授が、研究データ管理・利活用の社会的背景や意義、基本事項について講演した。また、奈良先端科学技術大学院大学(NAIST)の加藤理事からは、NAISTにおける具体的な取組事例が紹介された。さらに、研究サイクルに沿ったデータ管理・公開の支援方法について、データマネジメントプラン(DMP)を用いたケーススタディを基にグループ討議を実施。研究データ管理と研究支援の両視点から活発な意見交換が行われ、最後のグループ発表では各グループの特色ある提案が示された。
今回のワークショップは、研究データ管理をテーマに、研究支援に携わる多様な部署の担当者が一堂に会することで学内連携の活性化を目指したものであるが、学内にとどまらず、職務や所属大学を越えたネットワーク形成も促進された。これにより、KOOU内での研究支援体制の強化と高度化に資する有意義な場となった。
今後も両WGは、研究データ管理・利活用推進の体制整備や研究支援人材の資質向上に向け、連携した取組を継続していく予定である。