概要

近年、世界の大学と比較して日本の大学の研究力が相対的に低下していることが指摘されていますが、日本の大学の研究力を飛躍的に高めるためには、各大学の個々の取組では限界があります。
この課題に対応するため、2023 年3 月に、九州・沖縄の全11国立大学が研究力向上に関する連携協力の共通プラットフォーム「九州・沖縄オープンユニバーシティ(KOOU)」を形成しました。
これまで培ってきたこの地域の高い結束力を背景に、各大学の強みや特色を活かしつつ、地域が一体となって取り組むことで、九州・沖縄地域全体の研究力を強化し、社会課題の解決、経済の発展、人材育成に貢献します。

設置目的

次の4つの取組を中心に推進して参ります。

1

研究者や学生の研究力向上・交流

2

研究設備・機器の共用化

3

研究データの管理・利活用

4

研究支援人材の資質向上 等

メッセージ

各大学の学長・総長からのメッセージです。

福岡教育大学
学長  飯田 慎司

九州・沖縄地区の各国立大学法人の強みや特色を活かしつつ、大学の研究力を中心とする連携協力を推進することを目的とするKOOUに参加することで、本学教員等の研究環境の整備による本学全体としての研究力向上はもとより、教育関連の課題解決や人材育成にも繋げることができたらと期待しています。

九州大学
総長  石橋 達朗

九州大学は、「総合知で社会変革を牽引する大学」を目指し、社会的課題の解決とそれによる社会・経済システムの変革に取り組んでいます。多様な強み・特色を持つKOOU各大学との連携により、九州・沖縄地域全体の研究力向上を実現します。

九州工業大学
学長  三谷 康範

九州工業大学は、革新的な研究開発成果の社会実装を目指しており、スタートアップエコシステムPARKSの共同主幹大学として九州全体のイノベーション創出を推進するなど、KOOUの活動に意欲を持って取り組んでまいります。

佐賀大学
学長  兒玉 浩明

佐賀大学は、研究を通じて社会の発展とイノベーション創出を目指しています。KOOUにおいて、資源やノウハウ、強み・特色を融合させることで、一つの大学では成しえない研究の活性化、人材育成が実現され、新たな世界の一端が拓かれると確信しています。

長崎大学
学長  永安 武

KOOUという新たな連携協力の枠組みを通じて、九州・沖縄地域の研究力向上と社会実装を促進することにより、本学の掲げる「プラネタリーヘルスの実現」に貢献できることを期待しています。

熊本大学
学長  小川 久雄

本学は当初よりKOOUに全面的に協力する判断をしております。優先的に設置された3つのワーキンググループの実質的な連携を足掛かりとして、将来的には各大学の特色を活かしながら、より広く深く連携できるものと期待します。

大分大学
学長  北野 正剛

11国立大学の強み・特色が有機的に連携するフレームは、単なるスケールメリットや九州・沖縄の議論にとどまらない国際的視点に立脚して、日本の研究力や人材育成力を飛躍的に高める仕掛けになると確信しています。

宮崎大学
学長  鮫島 浩

宮崎大学は「世界を視野に、地域から始めよう」のスローガンの下、KOOUの一員として研究、教育、地域貢献、国際貢献に積極的に参画し、九州の産官学金労等と連携、協働して世界と地域の平和と発展に貢献します。

鹿児島大学
学長  佐野 輝

九州・沖縄地区国立大学10校との連携によって研究リソースを最大化し、大学の強みと地域特性を活かした研究力を向上させ、南九州・南西諸島域の「地域活性化の中核的拠点」として持続可能な社会の実現をめざします。

鹿屋体育大学
学長  金久 博昭

本学のスポーツイノベーション推進機構を中心に特色のある研究施設・設備、スポーツ科学に関する経験知・実践知を活用し、九州・沖縄地域全体の研究力を強化し、社会課題の解決、経済の発展、人材育成に取り組みます。

琉球大学
学長  西田 睦

国立大学法人を取り巻く状況は厳しいものがあり、このような中にあるからこそ、九州・沖縄の11の国立大学が、大学の研究力向上を中心に人材育成や学生支援などさまざまな分野で緊密に連携協力しながら相互に発展できることを期待しています。

推進体制

ワーキンググループ

研究者・学生の
研究力向上・交流WG
福岡教育大学 九州大学 九州工業大学 佐賀大学 熊本大学 大分大学 鹿児島大学 琉球大学 琉球大学
研究設備・機器の共用化WG
福岡教育大学 九州大学 九州工業大学 佐賀大学 長崎大学 熊本大学 大分大学 宮崎大学 鹿児島大学 鹿屋体育大学 琉球大学
研究支援人材の資質向上WG
九州大学 九州工業大学 佐賀大学 長崎大学 熊本大学 大分大学 宮崎大学 鹿児島大学 鹿屋体育大学 琉球大学